MIDIシーケンサ(フリー)  Domino をYAMAM XG音源で使う。


   
 

                    MIDIシーケンサ Domino の紹介
  
  ここで使うソフトウエア(Domino)はフリーのMIDIシーケンサでもかなり高機能なソフトでありながら、使いやすいソ
  フトウエアです。もちろんWindowsのGS音源で使用することも出来ます。しかし音源としてはおまけ程度なので前
  回導入したYAMAHAのXG音源を使用します。

  このソフトウエアも32bitのものですが、Windows7-64bitで問題なく作動しますので、DTMをやってみたいという方
  には最適だと思います。前回のような作業の必要なありませんのでご心配なく。

 
 

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1. Dominoのインストール

以下のサイトからダウンロードします。ファイル名は Domino143.zip (2014.7)です。このファイルを展開します。

http://takabosoft.com/domino

すると右のようなフォルダが出来ますのでこれを任意の場所に置きます。このソフトはインストール不要なのでこの
フォルダのDomino.exeをダブルクリックすると実行できます。ショートカットを作ってデスクトップに置くかランチャー
に入れておくと良いでしょう。

次は初期設定をします。
 
 
 

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2. 初期設定

Dominoのメニューバーのファイルから環境設定を選びます。環境設定のダイヤログボックスからMIDI-OUTを選択します。

このMIDI-OUTのデバイスのAポートをクリックしOut To MIDI York:1を選択し、音源(音源定義ファイル)にはYAMAHAのXGb(S-YXG50、MU50)を指定します。後は何も入れなくてかまいません。

OKを押とMIDIデバイスにYAMAHAのXG音源が指定されこれが使えるようになります。試しに五線譜上の四角をク
リックすると音がでればOKです。

 
 

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3. 後はこれを使って作曲や編曲をして見ましょう。お勧めは簡単な曲を選んで、伴奏を付ける事からはじめるといいのではないかと思います。これが出来るようになると自分でメロディに伴奏を付けて曲作りを楽しむことが出来るようになります。私は素人なので他のサイトを参考にされると良いでしょう。  
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  例 ロンドンデリーの歌 アイルランド民謡

    最初の一小節は何も入れないで下さい。ここでMIDIシーケンサの初期化が行われます。何方でも1度は聴い
    たことがあるでしょう。まず最初の8小節だけメロディーを入れました。テンポが初期設定で四分音符で1分間
       に120回になっているのでかなり速いと感じたでしょう。アンダンテですのでテンポをクリックして72回くらいにし
        ましょう。ここまで聴いて見ましょう。   主旋律

    次に低音部と中音部を付けます。では2に低音部を付けましょう。簡単な伴奏で大丈夫です。
    2に低音部を入れる前にタマネギスキンをONにします。コマンドボタンのタマネギマークをクリックします。
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   タマネギスキンにチェックを入れると2パートに切り替えても1パートが別の色(ここではピンク)になり見える状
   態になります。もちろんチェックしないと見えません。 

   簡単な低音部を入れたものを聴いて見ましょう。
   主旋律と低音部  どうですか。ちょっと音楽らしくなったでしょう。
   
   最後に中音部を入れます。これは3パートにいれます。ちょっとだけ曲がつながるようにしてみましょう。

 
 
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   これで中音部も入りました。これを演奏してみるとアンサンブルぽくなりました。このMIDIシーケンサは32パート
   まで、組めますし、音色も変えられますので、かなり色々な演奏ができます。

   では中音部も入った演奏を聴いてみましょう。 主旋律・低音部・中音部
   どうですか。主旋律だけの演奏とはだいぶ違うでしょう。これにパーカッションを付ける事も出来ます。
   
   簡単な曲からやってみることがDTMを楽しむこつと言えるでしょう。
 
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このようにしてすべての入力が済んだものがこちらです。 ロンドンデリーの歌(ピアノ音)

             音を変えた例(弦楽器)           ロンドンデリーの歌(アンサンブル)
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